日常生活の注意点
規則正しい生活が大切です。ストレス・疲労がたまらないように気分転換や休養をとりましょう。
病気になった時(シックディ)
発熱・倦怠感・食欲不振・吐き気・下痢など食事摂取ができない時のことをいいます。
- 安静と保温に努め、早めに主治医または医療機関に連絡してください。
- スープなどで十分な水分摂取と、おかゆなどで炭水化物を摂取してください。
- 原則としてインスリンを中断しないでください。
- インスリンの量を調整したり、経口糖尿病薬の量の調整もしますので、主治医に相談しましょう。
- 高熱が2日以上続く場合、水分や糖質が摂取できない場合、高血糖が続く場合は入院治療が必要になります。
感染予防
糖尿病になると最近やウィルスなどに対する抵抗力が低下します。日頃から感染予防をしましょう。
- 外出から帰宅したらうがいをしましょう。
- 歯磨き・歯科検診をして虫歯や歯槽膿漏を予防しましょう。
- ケガや火傷で化膿すると血糖コントロールが乱れます。ケガや火傷をしないように注意しましょう。
- 深爪をしないようにしましょう。
- 水虫を治しましょう。
- 陰部を清潔にしましょう。膀胱炎の予防です。
旅行をする時
- いつも通りのインスリン、内服を行いましょう。
- 食事量を守ってください。
- 無理をしないように余裕のあるスケジュールにしましょう。
- 糖尿病健康手帳を携帯しましょう。
- 低血糖時に必要な砂糖・ブドウ糖を携帯しましょう。
- 食事が遅れたときのために非常食を携帯しましょう。
- 長期間になる場合は主治医に相談しましょう。